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家族で食べる野菜を自給自足したいという理念を持って週末農業をスタートしました
野菜を育てていく上で、作っている人が手出しできる土づくり、水やり、追肥、除草などの作業がありますが、土の中では植物が互いに助け合って生育する、相性があり、相性の良いものどうしを「コンパニオンプランツ」といいます。そこで、コンパニオンプランツをまとめていきます。今回はユリ科・マメ科についてまとめてみました。ネギ、タマネギ、エダマメのコンパニオンプランツとその効果についてです!!
ユリ科
〇ネギ
夏にジャガイモを収穫し、跡地にネギを移植します。ネギは土中で分解したジャガイモの残渣などからでるアンモニア態窒素を利用してよく育ちます。ネギの収穫跡地には無肥料でジャガイモを植え付けるとよく育ちます。ジャガイモ→ネギ→ジャガイモ→ネギと交互連作すれば畝を一か所に決められるので、栽培計画が立てやすくなります。
ウリ科(ナス科)+ネギ
ウリ科やナス科の苗を植え付けるとき、根鉢に沿わせてネギを混植すると、つる割れ病や青枯病予防が期待できます。
混植や前後作を避ける作物
結球野菜のハクサイ、キャベツ、玉レタスなどはネギと混植すると結球しなくなります。ブロッコリーやカリフラワーへの影響はあまりありません。エダマメや大豆はつるぼけしてしまい、マメが付かなくなります。大根は股根になるので避けます。
〇タマネギ
タマネギはほかのユリ科同様病気を予防することができ、また、そのにおいで虫やネズミ、モグラなどが寄りにくくなります。ナス科やウリ科など多くの野菜との混植に向いています。
タマネギ+ニンジン
ニンジンはタマネギの害虫を予防する効果があり、タマネギはニンジンの根を侵す病気を予防する効果があります。
混植を避ける作物
タマネギの成分がマメ科の根に集まる根粒菌を遠ざけてしまいますので避けます。また、ユリ科の野菜は混植することでユリ科特有の成分を発生させます、この成分はユリ科の作物自身の生育を阻害する働きがあります。
〇マメ科
マメ科は多くの野菜と混植ができます。特にトマト、ニンジン、小豆などとの混植に向いています。エダマメとニンジンは隣どうしでよく育つ。ニンジンはよくアゲハの幼虫がつき、エダマメにはよくカメムシ付きます、害虫は害虫どうしでお互いに避けるので被害が少なくなる効果が期待できます。
エダマメ+トマト
エダマメは土中の余分な水分を吸い上げ、乾燥を好み多湿を嫌うトマトの生育を助けてくれます。ただし、トマトがエダマメに負けないように注意。エダマメは株の小さい極早生品種を選ぶ、トマトの定植と同時に種をまきます。植え付ける際のトマトとエダマメの間隔は25cmとります。
混植や前後作を避ける作物
キャベツ、玉レタスなど結球野菜の後作にエダマメを育てると養分過多でつるぼけしてしまいやすくなります。
コンパニオンプランツで育てると畝がかなりにぎやかになって面白いですね。
色んな作物を上手に育てて、たのしい野菜ライフにしましょう。
読んでいただきまして、ありがとうございました。
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